【PDRNって何?】話題のサーモン由来成分、化粧品での役割と選び方のコツ

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こんにちは!らむねです。

最近、美容液やクリームなどで「PDRN配合」という言葉をよく見かけませんか?「サーモン注射」なんて呼ばれることもあり、気になっている方も多いはず。

「一体どんな成分なの?」 「どうしてそんなに人気があるの?」

今回はそんな疑問にお答えすべく、話題の成分「PDRN」について、もっと気軽に、でもポイントはしっかり押さえて解説していきます!

PDRNの正体は「サケのDNA」

PDRNとは、一言でいうと「サケのDNAから抽出された、肌を元気にする成分」です。

もともとは、皮膚の治療など「再生医療」の現場で使われていたという、ちょっぴりエリートな経歴の持ち主。その「組織を再生させる」という働きが美容分野で注目され、韓国を中心に大ヒットしました。医療現場で使われていたという背景が、信頼性の高さに繋がっています。

その主な働きは、肌が本来持っている「自ら美しくなろうとする力」をサポートすること。肌のハリや弾力を司る部分にアプローチして、内側からいきいきとした印象の肌へと導く効果が期待されています。

化粧品選びのチェックポイント!知っておきたい「2つの秘密」

PDRN配合の化粧品を選ぶとき、ちょっとだけ知っておくと面白い「2つの秘密」があります。

秘密①:成分表示では「DNA-Na」と書かれている PDRNが配合されている化粧品を探しても、全成分表示に「PDRN」とは書かれていません。代わりに「DNA-Na」という表示名称で記載されています。

これは、「PDRN」が機能性を表す通称(ニックネームのようなもの)で、「DNA-Na」が法律で定められた正式名称だからです。まずは「PDRN配合」と書かれた製品の裏面を見て、「DNA-Na」の文字を探してみてくださいね。(一部、DNA-Kと書かれたものもあります。)

秘密②:「あえて低分子」という化粧品ならではの工夫 ここが化粧品開発の面白いポイントです。

PDRNの効果が有名になったのは、美容クリニックの「注射」がきっかけ。注射は肌の奥に直接成分を届けることができます。 一方、化粧品は肌に「塗る」もの。強固なバリアである肌(角層)を通り抜けるのは簡単ではありません。一般的に、成分は分子が小さい方が浸透しやすいと言われています。

そこで、化粧品メーカーによっては、あえてPDRNの分子を小さく調整した「DNA-Na」を配合している可能性があります。

「それってPDRNじゃないの?」と思うかもしれませんが、これは決して「悪いこと」ではありません。むしろ、肌に塗ることを前提として、どうすれば成分が肌(角層)になじみやすくなるかを考えた、化粧品ならではの工夫なのです。

じゃあ、どう選べばいいの?

「DNA-Na」と書かれているだけでは、どんな分子サイズのものが使われているかまでは分かりません。 だからこそ、選び方のポイントはとてもシンプルです。

「PDRN配合」としっかり謳っていて、その効果や技術について丁寧に説明している、信頼できるブランドの製品を選ぶこと。

これが一番のおすすめです。そうした製品は、メーカーがPDRNの働きを理解し、自信を持ってそのグレードの原料を選んでいる証拠だからです。

まとめ

今回は、話題のPDRNについて少しだけ深掘りしてみました。

  • PDRNは、肌本来の力をサポートしてくれるサケ由来の成分
  • 化粧品の成分表示では「DNA-Na」と書かれている。
  • 化粧品では、浸透性などを考えた独自の工夫がされている可能性がある。

成分の背景を知ると、毎日のスキンケアがもっと楽しく、意味のあるものに感じられるはずです。この記事が、あなたの化粧品選びのヒントになれば嬉しいです。


【免責事項】 本記事に掲載されている情報は、個人の調査や見解に基づくものであり、全ての方に当てはまることを保証するものではありません。化粧品の使用にあたっては、ご自身の肌質や体調を十分に考慮し、必要に応じて専門医にご相談の上、ご自身の判断と責任においてご使用ください。

らむね

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